なくならない洗濯用パック型液体洗剤による事故

クリーニングブログ

~子どもや高齢者の誤飲にご注意ください~

最近ニュースなどでも取り上げられることがある「パック型液体洗剤」。
カラフルでキャンディのように見えるため、小さなお子さまや高齢者の方が誤って口に入れてしまう事故が後を絶ちません。

ファミリークリーニングでも、地域のお客様から「子どもが遊び半分で触ってしまいそうで怖い」といった声をよく耳にします。
そこで今回は、消費者庁・国民生活センターが発表している情報をもとに、事故の実例と注意点をまとめました。


実際に起きている事故例

  • 保護者が入浴中、脱衣所で待っていた子どもが洗剤をなめてしまった
  • 子どもが握っているうちにフィルムが破れ、中身が目に入って受診した
  • 認知症のある高齢者が、洗剤を食べ物と間違えて口に入れてしまった
  • 高齢者施設でも、誤って飲み込み救急搬送された事例がある

つまり「小さな子ども」だけでなく、「判断力が弱っている高齢者」でも起きているのです。


消費者へのアドバイス

  1. 子どもや高齢者の手の届かない場所に置く
     使用後は必ずふたを閉め、すぐに高い場所へ戻しましょう。
  2. 洗剤はぬらさない
     フィルムが弱くなり、破れやすくなります。
  3. もし飲み込んでしまったら
     すぐに医療機関を受診してください。その際は「洗剤のパッケージ」を持参すると、成分が分かり診断がスムーズです。

クリーニング店からの視点

家庭用の便利アイテムとして広まったパック型液体洗剤ですが、「使いやすさ」と「安全性」は別の問題です。
特に小さなお子さんや高齢のご家族と暮らす方は、固形や液体のボトルタイプに切り替えるのも一つの方法です。

ファミリークリーニングでは、衣類のプロが選ぶ安心な洗剤や正しい使い方のご相談も受けています。
「子どもがいるけど、どんな洗剤が安心?」「洗剤残りが気になる」など、お気軽に声をかけてください。


まとめ

  • パック型液体洗剤は「誤飲事故」が今も続いている
  • 子どもだけでなく高齢者もリスクがある
  • 手の届かない場所に置く、湿気を避ける、万一のときはすぐ受診が大切

衣類も大事ですが、まずは 家族の安全が第一
毎日の洗濯習慣をちょっと見直すことで、大きな事故を防げます。


👕 地域の安心と衣類のキレイを守るファミリークリーニングより

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