お気に入りのスーツを10年着るために。「洗い方」のその先にある、プロが教える救急箱

清潔感のあるクリーニング店の店主が、スーツと「スーツの救急箱」を持って微笑んでいる様子。横にはNANOX oneやスチーマー、ブラシが並んでいる。 クリーニングブログ
お気に入りの一着を10年着るために。プロが教える、シワとカビの救急箱。

abric TokyoさんとNANOX oneのコラボで話題の「自宅で洗えるスーツ」。 良い洗剤を選んで正しく洗うことは、服の寿命を延ばす第一歩です。

しかし、洗濯のあとに「あれ?」と思うこと、ありませんか? 今回は、洗剤だけでは解決できない**「頑固なシワ」と「もしものカビ」**への対処法を、クリーニングの現場視点でお伝えします。


1. 「消えないシワ」の正体を知る

NANOX oneは衣類の伸びやヨレを抑えてくれますが、脱水の時間が長すぎたり、乾燥のタイミングを逃すと、深いシワが刻まれてしまいます。

  • 家でできるリセット術
    1. 「追い加湿」: 霧吹きで全体をうっすら湿らせ、繊維の緊張を解きます。
    2. 「形を作って冷ます」: スチームを当てた後、手で形を整えたまま冷めるのを待つのがコツ。
    3. 「置きプレス」: 当て布をして、アイロンを滑らせず「置く」ようにプレスします。

【プロの視点】 スーツの内部には「接着芯」というパーツがあります。ここが熱や水分で波打ってしまうと、ご家庭での修復は困難です。「これ以上やると生地を傷めそう」と感じたら、無理をせず私たちにお預けください。


2. 「カビ」を見つけた時の初動が、服の命運を分ける

「洗えるスーツだから安心」と思っていても、湿気の多いクローゼットではカビのリスクがゼロではありません。

  • 見つけたらすぐ!3つのルール
    • 広げない: 部屋で振るのはNG。ベランダなど屋外で払い落としましょう。
    • 乾かす: 湿ったまま放置するのが一番の悪手です。まずは陰干しで完全に乾燥を。
    • こすらない: 繊維の奥にカビを押し込むと、プロでも落とせなくなります。

3. 「良い洗剤」×「正しい知識」で、一生モノの一着に

最新の洗剤は、色あせや傷みを防ぐ力が飛躍的に進化しています。 それに加えて、今回お伝えした「もしもの時の対処法」を知っておけば、お気に入りの一着をより長く、美しく着続けることができます。

私たちは、お客様がご自身で大切にケアされている服を、さらに一段上の仕上がりに導く「パートナー」でありたいと考えています。

「自分でやってみたけれど、これ以上は不安…」 そんな時は、いつでもファミリークリーニングへご相談ください。


編集後記:プロのつぶやき

NANOX oneのような優れた洗剤が登場することで、皆様が「服を大切にする」機会が増えるのはとても嬉しいことです。ご家庭での「デイリーケア」と、私たちの「スペシャルケア」。この両輪で、あなたの勝負服を支えていければ幸いです。

「これ、家でやって大丈夫?」と迷ったら

大切な一着だからこそ、無理をして生地を傷めてしまうのが一番悲しいことです。 「このシワ、家で直せる?」「この白いポツポツ、カビかな?」 そんな時は、スマホで写真を撮って公式LINEから送ってください。

クリーニングのプロが写真を見て、アドバイスさせていただきます。 ご相談だけで解決することも多いですよ。まずはお気軽にお声がけくださいね。

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