~ETROのデニムで実例紹介~
はじめに
デニムは「育てる服」と言われるほど、履きこむごとに風合いが増していくアイテムです。
でも、せっかくの高級ブランドデニムも、家庭での洗濯を繰り返すうちに色落ちや型崩れが進んでしまうことも…。
今回は、実際にお預かりした ETRO(エトロ)のデニムを例に、正しいクリーニング方法と、プロに任せるメリットをご紹介します。
家庭洗濯でよくある失敗
- 色落ち:濃紺インディゴがどんどん薄くなる
- アタリ(白スジ):摩擦で不自然な線が出てしまう
- 革パッチの劣化:縮みや色移りでブランドタグが台無しに
- シルエット崩れ:乾燥機や吊り干しで型が変わる
プロのクリーニングでできること

ファミリークリーニングでは、大量生産型の処理ではなく、1本ずつ丁寧に対応します。
- 特殊洗剤で色止めを行い、濃紺をキープ
- 革パッチ部分を保護して洗浄
- 平干しや立体仕上げでシルエットを維持
- アイロンで全体を整え、光沢を生かす
実例:ETROのデニム
今回お預かりしたETROのデニムは、柄入りの独特な織りと革パッチが特徴。
家庭洗濯では劣化しやすいポイントですが、クリーニングでしっかりケアすることで、風合いを守りながら長く愛用いただけます。
コラム:革パッチはこう守る!

高級デニムで意外と盲点なのが「革パッチ」。ここを傷めると一気に残念な見た目になります。
プロが行う主な保護法
- カバーで覆う:アルミホイルや専用フィルムで革部分を密閉
- 撥水処理:必要に応じて、革専用の防水スプレーを軽く塗布(若干お色見変化がございます)
- 部分洗い:革を水に浸けず、本体だけを丁寧に洗浄
本革は水に弱く、縮んだり色移りしたりするため、「濡らさない工夫」こそが最大のポイントです。
このひと手間が、ブランドデニムを長持ちさせるかどうかの分かれ道になります。
まとめ
高級デニムは「日常の洗濯で消耗させる服」ではなく、プロの手で育てる服です。
大切な一本を10年先まで履き続けたい方は、ぜひ一度ファミリークリーニングにご相談ください。
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