12月1日より、洗濯表示が変わりました 

テレビや新聞とマスコミ取り上げれておりますが、洗濯表示が変わりました。

「一生懸命覚えたのに〜、また覚えないといけない・・・」とおっしゃる方が多いですね

それもそのはず、洗濯記号に日本語で書かれていたものがなくなり、完全に記号だけになり、馴染みの方は覚えにくいかもしれませんね。

しかし大丈夫です、目を通していくと意外とシンプルに作られていますので、絶対に覚えられます。

その前に、なぜ洗濯表示が変わったのかというと、貿易上の問題で、表示に企画が複数あるとまずいんじゃないの?ということが発端のようです。政府の規制緩和推進計画もあり、今まであったISO3758とJIS0217が併合されました。

基本的に大きく変わったポイントが3つあります。
1・適応範囲

以前は「家庭洗濯が対象」だったのが「商業洗濯も対象」となりました。

2・上限情報の提供

以前は、「指示情報」として家庭における洗濯などの取り扱い方法を指示。だったのが、「上限情報」として繊維製品の取り扱いを行う間に回復不可能な損傷を起こさない最も厳しい処理・操作に関する情報を提供。この最も厳しい洗濯処理とは、洗濯後の乾燥仕上げ処理において洗濯後の衣類が洗濯前と同等に回復する上限に近い洗濯処理です。

3・表示に対しての根拠

取り扱いに関する表示記号・付記用語で示した事項は、信頼性のある根拠(試験結果・素材の特性・過去の不具合実績など)による裏付けを持つことが望ましい。表示者がドライ❎や洗濯❎をつけている場合は、表示者は洗濯によって不具合が起こることの根拠を保持していることなど。

 

1の適応範囲に商業洗濯も対象となりましたので、家庭洗濯が❎になっていて、ドライクリーニングやウエットクリーニングマークがついている場合は、3の表示に対しての根拠があるということから考えると、家庭での洗濯処理はできないはずなので、プロのクリーニングに出すことが望ましいです。

2の上限情報を見ると、洗濯記号以下の洗濯を行っていれば、家庭洗濯は間違いなくできますが、少しでもその情報を超えて洗濯をしてしまうと、家庭では回復不可能になってしまうので、以前よりもより指示に従い洗濯をすることが望ましいです。

*全国クリーニング生活衛生同業組合連合会 クリーニング綜合研究所 小野所長作成の資料を参考にさせていただいています。

ということからまとめると、今回の新洗濯表示は以前よりもより信頼性が高く、その指示に従う処理をしていけば洗濯での事故がなくなります。よく洗濯表示を理解するでとても快適な洗濯ライフが送れますので、頑張って覚えましょうね〜!

 

記号に関しては次回・・・では

 

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