ポリ袋のまま保管すると衣類が窒息します

 クリーニング品の仕上げポリ袋包装は、他のお客様の衣類との接触を避けるためのもの。保管を目的としたものではありません。


◎冬ものをポリ袋に入れたままにしておくと、夏場に高温多湿の環境になります。

 仕上がり品包装のポリ袋は、大切な仕上がり品が運搬中に汚れたり、他の顧客様の衣類と接触したりすることのないように配慮したもの。
通気性がないので、ポリ袋に入れたまま保管しますと、夏場の高温期に湿気がこもったままで保管することになり、カビや虫食いを誘発します。

必ずポリ袋から取り出して、風乾してから収納してください。


◎合成皮革やボンディング製品は湿気で樹脂が分解します。


ヨーロッパの気候は、夏季に乾燥する傾向がありますが、日本では湿度が上昇します。イタリアファッション製品に多く使われているポリウレタン樹脂は、高温多湿の環境下で加水分解という現象を起こします。保管中であっても通気性への配慮が必要です。

一般社団法人日本テキスタイルケア協会参照

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