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バレエ衣装・クラシックチュチュのお手入れ|化粧と汗をしっかり落とすことが大切な理由

クラシックチュチュの写真と「化粧と汗をしっかり落とす」の文字 お洋服のケア

今回お預かりしたのは、バレエのクラシックチュチュです。ビーズやストーン、パール、レースで飾られた胴(ボディス)と、何枚ものチュールを重ねたスカート。舞台の照明の下で輝くように作られた、華やかな衣装です。

こうした舞台衣装のお手入れで、いちばん大切なのは「化粧と汗を、しっかり落とすこと」です。

バレエのクラシックチュチュ。ビーズやストーン、パールで飾られた胴と、チュールを重ねたスカート
お預かりしたクラシックチュチュ(背景はぼかしています)

舞台衣装には、化粧と汗がつきやすい

チュチュは体にぴったり沿うように作られています。そのぶん、踊ったあとの衣装には、目に見えにくい汚れが残りやすくなります。

  • 化粧(ファンデーションなど):胸元や肩ひも、首まわりなど、肌にふれる所につきやすい汚れです。舞台用のメイクや、腕や肩にのばしたボディメイクがつくこともあります
  • 汗:体に沿う胴の内側や裏地、わきの下などにしみ込みます。白やアイボリーの衣装では、乾くと見えなくなっていることも多い汚れです

そのままにすると、黄ばみやシミの原因に

化粧も汗も、ついた直後は目立たないことがあります。でも、落としきれずに残った汚れは、しまっている間に時間がたつと、黄ばみやシミ、においの原因になります。次の舞台で出したときに「色が変わっている」とならないよう、着たあとのお手入れが大切です。

化粧と汗は、落とし方がちがう

化粧は油分を含む汚れ、汗は水になじむ汚れです。性質がちがうので、どちらか一方の洗い方だけでは落としきれないことがあります。汚れの種類に合わせて落とし方を選ぶことが、きれいに仕上げるポイントです。

▶ くわしくは ドライで落ちる汚れ、水で落ちる汚れ。服に合わせて洗い分ける理由

装飾の多い衣装は、洗い方の見きわめから

クラシックチュチュには、ストーンやパール、ビーズ、レースがたくさん付いています。重ねたチュールは形が大切で、胴にはしっかりした芯が入っていることもあります。衣装ごとに作りがちがうので、装飾や生地の状態を確かめてから、洗い方を決めることが大切です。

今回のお手入れ

今回のクラシックチュチュは、化粧と汗をしっかり落とすことを第一に、次の流れでお手入れしました。

  1. 首まわりは、化粧落としで前処理:化粧がつきやすい首まわりを、洗う前に化粧落としで処理しました
  2. 温水で「これだけ洗剤」で洗浄:汗を落とすため、温水で、当店オリジナルの これだけ洗剤 を使って洗いました
  3. 静電気をおさえる仕上げ剤へ:静電気をおさえるために、プロ用の仕上げ剤に入れました
  4. ハンドアイロンで仕上げ:最後はハンドアイロンで、立体感あふれる仕上がりに整えました

舞台・発表会のあとに、おうちでできること

  • なるべく早めに:時間がたつほど、汚れは落ちにくくなります。舞台のあとは早めにご相談ください
  • 汚れはこすらない:化粧の汚れをこすると、広がったり、装飾が取れたりすることがあります
  • ビニール袋に入れたまましまわない:湿気がこもりやすくなります。汗を含んだまま長くしまわないようにしましょう
  • 取れかけの飾りは、そのまま持参:外れたストーンやビーズがあれば、なくさないように一緒にお持ちください

舞台衣装のお手入れ事例は、こちらもどうぞ。
▶ アナと雪の女王の衣装を手仕上げ。シワとヒダを整えたクリーニング事例

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