新しい洗濯表示は
⑴洗濯の仕方⑵漂白のしかた⑶乾燥の仕方⑷アイロンのかけ方⑸クリーニングの種類です。それぞれを見ていきましょう。
その前に新しい洗濯表示を理解するには三つのことを覚えましょうといいました
❶線が増えると弱くなる
❷点が増えると高くなる
❸数字以下で洗う
その三つを意識するとほとんど理解出来ると思います。
ここでポイントは、桶マークが洗濯機だと認識をすることです。一見桶なので手洗いと思いそうですが、これは洗濯機です。
これは、95度を限度として、洗濯機で普通に洗濯できます。
これは、アンダーバー(線)が一本入っていますので、60度を限度として、洗濯機で弱い洗濯ができます。
これは、アンダーバー(線)が二本入っていますので、40度を限度とし、洗濯機で非常に弱い洗濯ができます。
こちらは、液温が書いていませんが、40度を限度とし、手洗いができます。
こちらは、✖️が付いていますので、家庭での洗濯は禁止です。
こちらは、塩素系(キッチンハイターなど)及び、酸素系(色柄ものも使えるタイプ)を使用できます。
こちらは、線が二本入っていますので、漂白としては弱くなり、塩素系は✖️で酸素系だけ使用できます。
こちらは、✖️が付いていますので、すべての漂白剤は使用できません。
⑶乾燥のしかた
乾燥は、タンブル乾燥(いわゆる乾燥機)と自然乾燥の二つあります。まずはタンブル乾燥。
「点が増えると、高くなる」ので、上の点二つのマークは、80度を限度として、乾燥機で乾燥ができます。真ん中の点一つは60度を限度として乾燥機で乾燥ができます。下の✖️は、乾燥機での乾燥ができません。
四角の中にある棒線が衣類です、棒線が二本でぬれつり干し(線が増えたので脱水が弱くなります)、棒線が横になると平干しで、斜め線が日陰です。
*ぬれ干しとは洗濯機や手での脱水をしないで干すことで、ぼたぼたと水が垂れる状態で干すことになります。
⑷アイロンのかけ方
ここでも「点が増えると高くなる」から考えると分かりやすいです。一番上のアイロンマークに点が三つで200℃を限度として、アイロン仕上げができます。上から2番目のアイロンマークに点が2つで、150℃を限度としてアイロン仕上げができます。上から3番目のアイロンマークに点が一つは110℃を限度としてアイロン仕上げができます。ここでは注意が必要で、スチームの使用ができません。原則として、スチームを使用すると家庭では回復不可能な損傷が起こるので、気をつけて下さい。4番目はアイロンができません。
⑸クリーニングの種類
洗濯のしかたが✖️でこちらののマークが付いている場合は、メーカーがクリーニングをするように指定しています。クリーニング店に依頼して、表示通りに洗ってもらいましょう!
皆さん、ここまで見るとある程度理解できたのではないでしょうか。
難しいようですが、コツをつかめば簡単に理解することができますよ。
最後にもう一度
❶線が増えると弱くなる
❷点が増えると高くなる
❸数字以下で洗う
をよく覚えていて、洗濯表示を読み解いていきましょう!
そうすればあなたも洗濯のプロです。
*ちなみに私は消費者庁が作成した資料を参考に記事を作成しました(消費者庁さんから許可を得ています)
消費者庁のHPには様々なパンフレットや動画があります。とてもよくできたものばかりなので参考にするといいですよ!
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